舞洲工場 ゴミ処理場見学のロシア語通訳 (2025年10月)
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- 11月12日
- 読了時間: 3分
今回はロシア人ゲスト向けに大阪舞洲ゴミ処理場見学のロシア語通訳を担当しました。
解説は日本語対応のみなので、外国人の方は、通訳同伴での来場が必要になります。
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舞洲工場ごみ処理場の概要をご紹介します。

■最も美しいゴミ焼却場
大阪湾に浮かぶ人口島の舞洲にあるごみ処理施設「舞洲工場」は、世界的に有名なオーストリアの芸術家・フンデルトバッサーがデザインしたユニークな建築が特徴です。
フンデルトバッサーは自然保護建築のデザインで有名で、舞洲工場は「技術、エコロジーと芸術の調和」をコンセプトに、自然との調和を重視したデザインとなっています。
■舞洲工場の特徴
舞洲工場は2001年に建設され、建築費用は約600億円になります。このごみ焼却場では、有害物質の発生を極力抑えており、ごみ焼却の熱エネルギーから電力を作る最先端の技術を採用しています。
■舞洲工場の概要
舞洲工場では、可燃ごみの焼却と粗大ごみの処理を行っています。多い時で一日に600台の車が舞洲工場に入ってきます。可燃ごみは巨大ごみピットに投入されます。
ごみピットの大きさは約15000㎡。例えると、小学校の教室約55杯分のごみを貯めることが出来ます。処理能力は1日最大900tになります。

■可燃ごみ焼却
可燃ごみは最大で900℃の高熱で焼却されます。高熱で焼却させることで、ダイオキシン類の発生を抑制して、臭いも熱により分解しています。

■粗大ごみ処理
粗大ごみは、可燃性と不燃性に分別されて搬入されます。マットレス、本棚等の可燃性粗大ごみは高温で焼却されます。
家電製品や自転車などの不燃性粗大ごみは、約150㎞の高速で回転するハンマー破壊装置で破壊していきます。不燃物から得られた鉄やアルミは売却しています。

■ゴミ焼却エネルギーで発電
ゴミを燃やすことで生じるエネルギーで、年間約1億kWhを発電しています。一般家庭の使用電力量に換算すると約3万世帯分に相当します。工場内で使われる電力は発電でまかなっており、余った電力を販売することで収益も上げています。
■ツアーを終えて
ロシアの方は、「ロシアではごみの分別が日本のように行われていない。日本のごみ処理施設は素晴らしい」と、解説員の方の説明に非常に興味を持たれ、様々な質問をされていて、充実したツアーとなりました。
■舞洲スラッジセンター
舞洲ゴミ処理場の近くには、下水汚泥処理施設の舞洲スラッジセンターがあり、こちらの施設も同様に、オーストリア建築家のフンデルトバッサーがデザインを手がけました。もしお時間があれば、スラッジセンターもぜひ訪れてみて下さい。






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